自主調査研究
2018年度
8.生活者の消費意識・消費行動の変化に関する研究
主席研究員 米田 泰子
1.研究の背景・目的
東急総合研究所では、東急線沿線を中心に生活者の消費意識・消費行動に関する研究を行ってきた。2013年には2000年以降の生活者の変化
を分析しているが、その後も2010年代後半にかけて、スマートフォンの普及、SNSやECの浸透など生活者をとりまく環境は大きく変化
しており、生活者の消費意識や消費行動はさらに変化していると推測される。
本研究の目的は、生活者の消費意識・消費行動の変化を把握するとともに、消費意識・消費行動の因果関係の分析を通して、街の活性化に
向けた方向性を検討することである。
2.研究テーマ
(1)生活者の消費意識・消費行動の変化の把握
(2)消費意識・消費行動の因果関係の把握
3.調査概要
(1)インターネットによるアンケート調査
①調査対象:東急線沿線17市区に居住する20~60代男女 4,000人
②調査時期:2018年9月~10月
③比較データ(東急線沿線居住者対象):2009年2月、2010年12月、2012年1月、2014年11月、2015年12月
(2)因果関係分析
「CALC」(ソニーコンピューターサイエンス研究所開発)を活用