2017年度

4.IoT・AIによる生産性向上に関する研究

                                              主席研究員:米田 泰子
(1)研究の目的・背景
日本の人口は、0~14歳の年少人口、15~64歳の生産年齢人口が減少していくなかで、65歳以上の老年人口の増加が続く。
労働力人口も減少し、一人当たり生産性の向上が必須である。一方で、IoTやAIなどの技術革新によって自動化・合理化が
進み、仕事の内容も含め、働き方が大きく変化してくることが予想される。こうした状況のなかで、東急グループにおいても、
業務の効率化の施策や顧客に対する付加価値の提案が必要である。
本研究では、東急グループ、特にリテール事業について、IoT・AIの活用による生産性向上の方向性・施策を検討すること
を目的とする。

(2)研究テーマ
①リテール事業をとりまく環境変化
②リテール事業の課題と生産性向上
③生産性向上に向けてのIoT・AI(テクノロジー)活用の方向性

(3)調査概要
①ヒアリング(AI企業、競合他社)、セミナー参加(日経テクノロジーインパクト2030等)による情報収集・考察
②就業者調査
 インターネット調査:2017年9月~10月
 対象:首都圏30km圏居住20~60代男女就業者、プレ調査10,000人、本調査3,112人