自主調査研究
2016年度
5.食生活の健康志向に対応した食品リテールの取り組みに関する調査研究
副主任研究員 宇都宮 浩
研究員 三浦 拓実
研究員 三浦 拓実
(1)研究の背景・目的
昨今、食品リテール業界では、激しい価格競争による利益率低下に苦慮しており、それに歯止めをかけるために、消費者ニーズを掘り起こし、付加価値の高い商品・サービスを開発、提供することが求められている。その有力施策のひとつとして、国民全体の健康意識の高まりへの対応があげられる。
そこで、食の健康志向に対し、食品リテール業界が取り組むべき課題と新業態開発の方向性を明らかにするため、本調査研究を実施した。
(2)研究テーマ
①食の健康志向に関する実態把握
②健康志向に対応した店づくり、売場づくり事例把握
③東急線沿線消費者の健康意識実態と食品購買行動との関係性の明確化
④健康志向に対応した付加価値開発方針:既存店舗での対応と新業態開発の方向性
(3)調査概要
東急線沿線に居住する20~60代男女に対して、アンケート調査を実施。