2018年度

6.2025年のスーパーマーケットのあり方

                                                  副主任研究員 長尾 義弘

1.研究の背景・目的
 小売業は、人口減少や高齢化による需要の減少、eコマースの台頭など厳しい環境に置かれている。特にリアル店舗の現場では、労働力
人口の減少による深刻な人手不足も重なり、将来に向けての対応の検討が必須である。
 しかるに、「コンビニエンスストア」「ドラッグストア」業態については、経済産業省主導で2025年時点の効率化への方向性は示されて
いるものの、「スーパーマーケット」業態に対しては方向性が示されていない。
 こうした課題認識のもと、2025年のスーパーマーケットのあり方と東急ストアとしての対応の検討を目的に本研究を行った。

2.研究テーマ
(1)小売業を取り巻く環境変化
(2)2025年のスーパーマーケットに必要な要件
(3)スーパーマーケットおよび東急ストアの今後の方向性

3.調査概要
(1)文献調査
(2)ヒアリング調査(有識者、各業界団体等)・セミナー参加による情報収集・考察